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「ばかのハコ船」
ばかのハコ船

>> 映画「ばかのハコ船」公式サイト

ダメ男大賞。

いやーこのリアルなダメ男ぶりは何なのでしょう。商売やってんのに口下手でキレやすく、ちょっとヘコんだら逃亡。そもそも故郷なら商売がうまくいくと考える発想も甘い。しかも口ばかりで何もできず彼女に任せっきり。しかも性的にだらしない。しかもブサイク。

ダメゆえに母性本能をくすぐるというラインを実に見事に(?)回避しているんだよな。だからひたすらイライラ。この男、最後までいいとこなしだったよ!あのダメぶりはむしろ潔いというか感心さえした。でもそんなダメ男についていく女もいるんだよな・・・っているか!?

この映画、出演者が全員素人みたいな風貌で、演技も演技っぽくないというか、せりふ回しがやけに生々しい。そのうえ、細部が妙にリアルなんだよね。勝手に就職の世話をする父親とか、地元の同級生のあの濃密に停滞した関係とか、過去のシーンのダサイ80年代ファッションとか(80年代をオシャレに描く感性には納得できない私)。

まあ明らかにカルト作って雰囲気なのでオススメはしないけど、ちょっとマイク・リーっぽくもあり(世間では「日本のカウリスマキ」と言われているらしい・・・納得)私はけっこう好きでした。何よりも“映画っぽい”出来事やせりふがほぼ100%ないのが良かった。

例えば、人ってそんなにうまく言葉を喋れないやん、実際には。言いたいことがあったのに何も言えなかった、とか、うまく言えなかった、てことがほとんどじゃない?大事な場面に限って沈黙が多かったり。そういう表現がすごくリアルだった。

あと、普通の映画では考えられないほどの“何も起こらない”ぶり・・・だって現実はそうだもんね。うまくいかなそうに見えるものはたいていうまくいかないし、劇的な解決なんてほとんど訪れない。田舎は救いようがない。親は子供を理解しない。ダメ人間は成功しない。でもそういうすべてがちょっと笑えるのですよ。

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